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旅好きnaco&zaky姉妹のきままな旅記録…✈︎

【軍病院隔離記録②】ベトナム コロナF1

 

 

 

 

オーナーからまだ電話あり

検査する人が家に到着したことを教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

すごいスムーズで1〜2分で終わった

土足で部屋に入ってきたこと以外は100点だった。

 

 

 

 

結果は次の日に出るそう。

 

 

 

 

 

 

検査も終わり安心したのも束の間

 

 

 

 


1時間もしない内にオーナーから電話。

 

 

 

電話だとさらに何言ってるかわからなくなるオーナー。

 

 

 

オ) ユー ゴー ファー アウェイ

ゼイ カム ピック アップ ユー

 

でもわかったことは私は何処か遠いところに連れて行かれて隔離される。

 


今すぐ荷物を詰めてと言われた。

 

 

 

どういうこと?!

どこへ行くの?

住所は?

時間は?

 


何を聞いても アイ ドン ノー

 

 

 

 

 

 


ここでプチパニック

 

 

 

ベトナムに来て1年今までいろんなハプニングがあったけど全部笑い飛ばしてきた

 

でも流石にこれはびっくりしすぎて

仕事中の姉に泣きながら電話

 

 

 

 


なだめてもらって的確な指示ももらって

 


冷静に考えられない私の為に

必要最低限の即席持ち物リストまで送ってくれた。

 

 

 

感謝。

 

 

 

 


訳もわからずパッキング

 

 

 

 


どんな状況の場所に行くかもわからないから

何を詰めていいかもわからない。

 

 

 

手当たり次第詰められるだけ詰めた。

 

 

 

 

 

会社に問い合わせても

「兎に角、健康省の言うことに従ってください」の一点張り。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

状況を知った同じアパートの友達が

ドアの前まで駆けつけてくれた。

 

 

 

 


ドア越しでの会話。

 

 

 

 

 


自分の事かのように心配してくれる友達。

 

 

 

 


そして必要なものを今から買いに行ってくれるらしい。

 

 

 

最低限の物だけ頼んでひとまずバイバイ。

 

 

 

 

 

 

 

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パッキングを終えてひと段落していると

 


友達が帰ってきた様子。

 

 

 

 


部屋の目の前に大きなレジ袋。

 

 

 

開けてみると大量のインスタントフードと

私が大好きなお菓子。

 

 

 

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頼んでない物の方が多いくらい色々買ってきてくれていて、ここでまた涙。

 

 

 

 


涙何リットルあっても足らん。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そうだ!日本大使館に電話しよう!!!

 


なにか知ってるかも知れないし

もしかしたら直接、健康省に問い合わせてくれるかも知れない!!

 

 

 

 


そんな希望。。。持った私が馬鹿だった

 

 

 

こちらも何も知らないの一点張り。

なんなら食い気味で電話切られた。

 


ちょーーーーー態度悪りぃ

 

 

 

はぁ。。。

 

 

 

 

 

とにかく何もわからないのが

一番怖かった

外国人ハンディもあるしね

 

 

 

 

 

 


この時点で15時半〜16時くらいかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に隔離される先輩(ベトナム人)と連絡がとれて軍病院に隔離されることがわかった。

 

 

それでもまだ住所も時間もわからない。

 

 

 

待つしかないって言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まじか。。。

 

 

 

 

 

 

 

こうなるのが嫌で、

だからみんなにやりすぎ!って言われるくらい

めちゃくちゃ気をつけていた

 

 

 

 

 

 

ベトナムでメディカルチェック受けたことある方ならわかるかもしれないけど、病院のコンディションが「。。。」って感じ

 

 

 

ここ病院で合ってるかな??

って初めて行った時思った程

 

 

 

あんな何もない所に行かなきゃ行かないんだって思った瞬間一瞬で日本に帰りたくなった笑

 

 

 

 

 


なんなもない事を察して、パッキングし直し。

 

 

 

6泊7日用のスーツケースに

詰められるだけ詰めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そういえば、この時点で両親はまだ何も知らない。

 

 

 

電話して状況説明してみた

 


母)まぁ!この時代、誰でもなるしさ〜

父)しかしお前は色んな国で色んな経験ができるな〜!

 

 

 

至って冷静で娘びっくりした。

 

 

 


そうだよね。これも一種の経験

ここでクヨクヨするの辞めることにした。笑

 

 

 

 

 

 


16時半頃

 


またオーナーから電話

 

 

 

私の部屋の前に防護服を届けたので

それを着て待つように言われた。

 

 

 

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この紙は証明書みたいなもので

後から会社に提出するらしい。

 

 

 

防護服取り出す時に失敗して

敗れちゃった。笑

 

 

 

新しいのくれるようにお願いしたけど

敗れたまま着てこいとの事。

 


じゃあ何のために着るの笑笑

 

 

 

 


17時ごろお迎えが到着。

 


白衣を着たおじさんが外で待っていた。

 

 

 

救急車で迎えにきてくれるはずが

どこにも救急車は見えない。

 

 

 

あれ??

 

 

 

おじさんに誘導されるまま500mくらい

大通りまで歩いた。

 

 

 

大きいスーツケース(しかも壊れてる)

持ちながら防護服きて歩くのって容易ではない。ゴーグルも曇ってるよく前が見えない。

 

 

 

 

 

 

おじさんせっかちなので全然待ってくれない。

 

 

 

どんどんおじさんが遠ざかっていく笑

 

 

 

 


救急車にたどり着く頃にはもう全身汗まみれ

 

 

 

この時点でもうツッコミどころ多すぎて疲れてる

 

 

 

 

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↑救急車の中

 

 

 

 

 

早速隔離施設へ向かう

 


この時点で向かう方角は分かったけど、詳しい住所なんてまだわからない

 

 

 

向かっている途中でオーナーから連絡があり、私が陰性だという事がわかった。

 

 

 

 


一安心

 

 

 

だけどまだ一緒にいる先輩の結果がわからないから安心ができない。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハドンだったらきっと30分くらいで着くはずだったけど、帰宅ラッシュの渋滞にはまってしまって結局1時間20分くらいかかった。

 

 

 

 

 

 

しかも救急車なのにクーラーがない。

 


かろうじて窓は少しだけ空いていたけど

防護服ってめちゃくちゃ熱がこもる

 

 

普通に茹ってた。

コロナ以前にこれで具合悪くなる

 

 

 

 

 

 

信号待ちの時小さな女の子が救急車の中の私に気づき手を振ってくれた

 

 

 

こんな格好してるのに怖がる様子もない

 

 

私も手を振り返してみる

 

 

 

そしたら両手でハートを作って

元気付けてくれた😭😭😭😭

何回も😭😭

 

 

ここでまたウルっ

年々涙腺がね、笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく軍事病院に着くと

救急車丸ごと消毒液をかけれてから

 


私たちも外に出て全身消毒液を浴びせられた

 

 

 

 


ミストみたいなやつかと思ってたら

シャワーみたいな水量とジョウロ程度の水圧

 

 

 

一瞬にして全身ビショビショ

 

 

 

 


布のスーツケースを持って来ていた先輩は可哀想だった。

 

 

 

 


大事なものは全て防水ケースに入れといて

良かったって心から思った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと建物内へ。

 

 

 

暗くてよくわからなかったけど

5階まで自力で登らなきゃいけないみたい。

 

 

 

エレベーターあるのに使用禁止

 

そうだよね。密だもんね

 

 

 

 

 


しかし私が持って来たのは巨大な壊れてるスーツケース。笑

 

 

 

 

 

 

途中から隔離じゃなくて修行にきてるのかと感違いし始めた

 

 

 

 

 

 

部屋に案内されて防護服を脱いで

指定の場所に捨てる

 

 

 

その次にパスポートを預ける手続きをする。

 

 

 

証明書?にサインして紙を半分に切ってその半分とパスポートを病院が保管。

 

 

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その半分は自分で持っておいて

家に帰る時にそれを渡せばパスポートが返ってくる仕組み。

 

 

 

 


1日に2回体温を測って

ドアに貼ってある紙に記入する仕組みも

説明してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日はもう夕食が終わってしまっているみたいでカップ麺と豆乳だけくれた。

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その後も係の人が何度か

最低限必要な物を届けてくれた。

 

 

 

 


何故か部屋は二人部屋

 


これなら自分の家にいた方が安全じゃない?って思い始める

 

 

 

先輩の検査の結果がまだ出ない

 


心配しすぎて100回くらい聞いたけど

やっぱりまだわからない。

 

 

 

 


冷静に陰性の人と

まだ結果わからない人を一緒の部屋に入れるのってどうなの?と考え始める。

 

 

 

 

先輩は部屋に入っても手洗いうがいすらする素振りも見せないし

 

服も着替えずにそのままベットへ着席

 

 

マスクもポーイッ

 

 

 

終いにはマスクを外さない私に

「何でマスク外さないの?」

 

 

これはまじとどめの一撃

 

開いた口が塞がらない

 

 

 

 


怖いから寝るギリギリまで

小さなバルコニーで過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜隔離2日目〜

 

 

 

 

朝は先輩の電話声でおきた。

 


どうやら家族から何か届けてもらったみたい。羨ましい

 

 

 

 

 

 


ここでグッドニュース!

 


今回の件の濃厚接触者全員が陰性だという事がわかった。

 


一安心

 

 

 

 

 

 

 


マットレスが硬くて夜中何度も起きた

ヨガマットと変わらない硬さ。笑

 

 

 

どう頑張ってもベストポジションが見つからない。

 

 

 

軍病院でも生活3日目でほぼ慣れたけど

ベッドの硬さで心が折れかけた。